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DTPデザインとは?印刷物制作の基本とデザインのコツを解説

DTPデザインとは?印刷物制作に欠かせないデザインの基礎
DTP(Desk Top Publishing)デザインとは、印刷物のレイアウトやデザインをパソコン上で行う作業のことを指します。DTPを活用することで、チラシ・ポスター・雑誌・パンフレットなど、さまざまな印刷物の制作が可能になります。
近年では、WebデザインとDTPデザインの境界が曖昧になりつつありますが、DTPは「紙媒体向け」、Webデザインは「デジタル向け」という点が大きな違いです。
本記事では、DTPデザインの基礎知識から、印刷物制作の流れ、デザインのコツ、ツールの選び方まで詳しく解説します。
DTPデザインの基礎知識

DTPとは?Webデザインとの違い
DTPデザインとWebデザインは、一見似ているように思えますが、以下の点で大きな違いがあります。
項目 | DTPデザイン(印刷物) | Webデザイン(デジタル媒体) |
カラー形式 | CMYK(印刷用) | RGB(画面表示用) |
解像度 | 300dpi以上 | 72dpi(画面用) |
フォーマット | PDF、EPS、TIFF | PNG、JPEG、SVG |
修正のしやすさ | 再印刷が必要 | すぐに変更可能 |
表現方法 | 紙の質感を活かす | アニメーションや動画が使える |
DTPデザインは、一度印刷されると修正が難しいため、事前のデザイン確認が非常に重要です。

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印刷物デザインの流れ(企画・レイアウト・入稿)

DTPデザインの制作工程は、以下のステップに分かれます。
- 企画・コンセプト決定(ターゲットや目的を明確にする)
- レイアウト設計(文字・画像・色の配置を考える)
- デザイン制作(IllustratorやInDesignを使用)
- 入稿データの作成(印刷に適したフォーマットに変換)
- 印刷・仕上げ(色や紙の質感を最終確認)
特に「入稿データの作成」では、解像度やカラーモード、フォントの埋め込みなどを正しく設定しないと、印刷時にトラブルが発生する可能性があります。

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DTPデザインにおける重要なポイント

1. 読みやすいレイアウトを作るコツ
印刷物では、視線の流れを意識したレイアウトが重要です。
✅ Z型レイアウト(左上→右上→左下→右下の順に視線が流れる)
✅ F型レイアウト(左上から右へ、次に下へ視線が動く)
例えば、ポスターの場合、「キャッチコピー → 画像 → 詳細情報」の順に配置すると、読者が情報を理解しやすくなります。
2. 文字組み・フォント選びの基本
フォントはデザインの印象を左右する重要な要素です。
フォントの種類 | 用途・特徴 |
明朝体(Serif) | 高級感・フォーマルな印象(書籍・新聞など) |
ゴシック体(Sans-serif) | 視認性が高く、カジュアルな印象(ポスター・チラシなど) |
手書き風フォント | 親しみやすさ・温かみを演出(カフェメニューなど) |
また、フォントサイズの統一、行間の調整も読みやすさに影響を与えるポイントです。
3. 画像とテキストのバランスを考える
画像とテキストのバランスが崩れると、デザインの完成度が下がります。
✅ 画像が主役のデザイン → シンプルなキャッチコピーを添える
✅ 文字中心のデザイン → 余白を活かして読みやすくする
特に、背景に画像を配置する場合は、文字が読みやすいコントラストを意識しましょう。

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DTPデザインでよく使われるツール

Adobe Illustrator(イラストレーター)
✅ ベクターデータで拡大縮小しても劣化しない
✅ ポスターやロゴ制作に最適
Adobe InDesign(インデザイン)
✅ 雑誌・パンフレット・カタログ向け
✅ 長文レイアウトの作成に適している
Adobe Photoshop(フォトショップ)
✅ 画像編集・加工に最適
✅ 写真の補正・合成が可能
これらのツールを組み合わせることで、より洗練されたDTPデザインが可能になります。

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DTPデザインの失敗を防ぐポイント

1. 解像度と画像サイズを正しく設定する
印刷用の画像は、300dpi以上が推奨されます。解像度が低いと、ぼやけた仕上がりになってしまいます。
2. 文字のアウトライン化を忘れない
フォントが正しく表示されるように、入稿前に「アウトライン化」しておくことが重要です。
3. 色の変化を考慮したデータ作成
CMYKとRGBの違いを理解し、印刷向けにはCMYKでデータを作成することが必須です。

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まとめ|DTPデザインの基本を押さえて印刷物を制作しよう

DTPデザインは、ポスター・チラシ・パンフレットなどの印刷物制作に欠かせないスキルです。
適切なレイアウト・フォント・配色を選び、印刷トラブルを防ぐ工夫をすることが成功の鍵となります。
当社では、印刷物デザインの豊富な制作経験を活かし、企業やブランドの魅力を的確に伝えるDTPデザインの制作をサポートしています。ターゲットに響くデザインを通じて、より効果的な広告・販促ツールを実現し、ビジネスの成長を後押しします。
パンフレットやポスター、販促ツールのデザイン制作をご検討中の方は、ぜひワークラボまでご相談ください。

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